売却成功のポイントbefore

不動産売却の基礎知識

不動産売却はほとんどの方にとって数少ない経験。そのため、専門的な知識がないのは当たり前です。
しかし、売主様ご自身が誤った知識・情報を持ったままですと、失敗するリスクも高まるでしょう。
そこで以下からは、不動産売却成功のための基礎知識について、山口県下松・周南の不動産会社「住まいリード不動産」がご紹介します。

不動産売却を成功に導く考え方

不動産売却を成功させるために知っておきたい基本的な考え方をご紹介します。

買主様がいてこその不動産売却

買主様がいてこその不動産売却

不動産売却における買主様とは、言わばお客様です。しかし、そのことを理解せず「自分の家を売ってあげる」といった姿勢の売主様もなかにはいらっしゃいます。もしも自分が買い手だったとして、こうした人から不動産という高い商品を購入できるでしょうか?

大切なのは、「不動産を買主様に買っていただく」という気持ちです。相手は自分の希望を叶えてくれる大切なパートナーだと考えられれば、自然と接し方も変わるでしょう。実際に、売主様と買主様の関係が深まったことで、不動産売却が成約に結びついたという例も少なくありません。

不動産のよいところを見つけましょう

不動産のよいところを見つけましょう

「北向きの窓」というと、一般的には日当たりの関係から敬遠されがちです。しかし、南側に庭やリビングが取れて道路から通行人の視線が気にならないという点で、間違いなくアピールポイントになりえるでしょう。

このように、物件の良さは文字だけの情報では分かりません。一見デメリットに思えることも、裏を返せば“売り”になることは多いもの。そして、それに気がつけるのはこれまで住んでいた売主様以外にいません。不動産売却の際は、物件の良さを改めて見直し、それを買主様に伝えてあげましょう。

不動産売却でかかる費用

不動産売却では、収入だけでなく支出も必要です。資金計画の際に正しい額を算出するために、費用について知っておきましょう。

諸経費
仲介手数料 仲介売却を不動産会社に依頼し、不動産売買が成立した際にかかる手数料です。成功報酬となり、金額が不動産会社との相談で決定します。ただし、400万円以上の取引の場合は宅地建物取引業法により、上限(売却価格の3%+税抜6万円)が設けられています。
登記費用 住宅ローンを使って住まいを建てた場合、不動産には抵当権が設定されています。これを抹消する際には「抵当権抹消登記費用」が必要です。なお、登記免許税は1,000円と安価ではありますが、司法書士に手続きを依頼する場合は1万円程度の報酬が発生します。
相続登記費用

不動産を持っている方が亡くなられた後、その不動産の名義を相続で受け継いだ人に書き換える際に必要な費用です。その際、必ずかかる費用には次のものがあります。

  • 登録免許税
  • 固定資産評価証明書の交付手数料
  • 戸籍謄本の交付手数料
そのほか、条件次第で発生
  • 引越費用
  • 不要品撤去費用
  • リフォーム費用
  • ハウスクリーニング費用
  • 古家解体費用
  • 境界測量費用
  • 整地費用 など
税金
印紙税 不動産の売買契約書には、売買金額に応じて収入印紙の貼付が必要です。なお、2020年3月31日までは軽減措置が取られています。500万円〜1億円の範囲内での取引では、印紙税は5,000〜3万円となります。
譲渡所得税

取得時よりも高い金額で不動産を売却した場合は、それが所得と見なされて税金がかかります。これを不動産譲渡所得税と言い、売却差益に応じて課税額が変わります。

不動産譲渡所得=譲渡収入(売却価格)-(取得費+譲渡費用)

適切な不動産売却のタイミングを知るために

適切な不動産売却のタイミングを知るために

不動産売却には適切なタイミングがあります。以下で、その代表的なポイントをご紹介します。

売り時を知る

原則として、不動産は安く買い、高く売るのが理想です。しかし、不動産のプロであってもその見極めは困難であるケースが多いです。

市場動向を知る

不動産市場は過去を振り返ると、景気動向・金利動向などの変化とともに大きく変わっております。「住まいリード不動産」では、このような市場動向を見極め、最適な売却のタイミングをご提案します。

住み替え時期を知る

不動産売却の理由が住まいの買い替えなのであれば、買い替え先の物件のスケジュールが重要になります。とくに未完成の新築物件の場合は注意が必要です。なるべく時期を合わせ、仮住まいや二重ローンにならないよう気をつけましょう。

税制関連の影響を知る

不動産売却によって利益が出た場合にかかる譲渡所得税ですが、これは所有期間が5年以下の場合税率が高くなります。そのほか、各種特例もあるため、不動産売却の際には税関連で損をしないか、不動産会社に相談するのがおすすめです。

信用できる不動産会社の選び方

不動産会社は不動産売却におけるパートナーです。どんな会社を選ぶかは非常に大切。以下では、信用できる不動産会社の選び方をご紹介します。

売主様第一の考えを持っているか?

売主様第一の考えを持っているか?

不動産会社にとっての利益は、売買成功時に受け取れる仲介手数料です。これは裏を返すと、不動産売買が成立しなかった場合、不動産会社はタダ働き。大きな損失となってしまうのです。

こうした事情があるため、一部の不動産会社のなかには、不動産をできるだけ早く売ろうと考えているところがあります。そのために、時間をかけて購入希望者を募れば高く売れる不動産を安く売り出す売却計画を売主様に対して持ちかけることも。
また、不動産会社は横の繋がりが非常に強い業界でもありますが、仲介手数料を買主からも受取ろうと、同業他社に物件の紹介をしない不動産会社もあります。これでは、不動産会社が自身の利益だけを優先していると言わざるをえません。

不動産会社を選ぶ際は、担当者がどれだけ売主様の立場になってくれるかをチェックしましょう。最優先にすべきは売主様の要望と利益と考えてくれて、細かな相談にも親身になって対応してくれる不動産会社を選んでください。

やる気のあるスタッフが対応してくれるか?

やる気のあるスタッフが対応してくれるか?

不動産会社ができることは決まっています。しかし、どこまで対応をしてくれるかは、不動産会社ごとに異なります。不動産売却の成功は、この“対応力”にかかっていると言っても過言ではありません。

不動案会社の対応力を見極めるポイントはいくつかあります。第一は不動産会社の社内の様子です。大切な売主様を迎え入れようという会社であれば、社内の清掃も行き届いているはず。また、入店時に明るい声であいさつをしてくれるでしょう。

一方、対応力の低い不動産会社というのは社内の雰囲気が暗く、あいさつもそこそこというケースが少なくありません。細かなポイントのように思われるかもしれませんが、スタッフのやる気というのは、こうした部分からでも判断がつくものです。

売主様にとって不動産売却は一生のうちで何度もない重要な決断でしょう。その想いに真摯に向き合ってくれるかどうかを、必ずチェックしてください。

お問い合わせから不動産売却までの流れ

【1】ご相談・お問い合わせ
土地や戸建て、マンションなどの売却を検討されているなら、まずはお気軽にご相談ください。当社では、代表自らがお客様のご要望やご事情をしっかりお伺いします。スピーディーかつ親切・丁寧な対応を心がけていますので、どのようなことでもぜひご相談ください。
【2】不動産査定
不動産査定には、訪問せず市場相場のみを確認してお出しする「簡易査定」と、現地に訪問して物件の状態や周辺環境などを調査した上で正確に算出する「訪問査定」があります。どちらを選択するかはお客様のご希望でお選びいただけます。当社では無料にて不動産査定を承っており、査定額とその根拠をわかりやすくご説明していますので、お気軽にご利用ください。
【3】媒介契約締結
査定額や当社のサービスにご納得いただけましたら、媒介契約を締結します。媒介契約には「専属専任媒介契約」「専任媒介契約」「一般媒介契約」の3種類があります。事前に当社が各契約形態の特徴についてわかりやすくご説明しますので、それを踏まえた上でどの契約形態にするかご決定ください。
【4】宣伝活動開始
媒介契約を締結したら、いよいよ宣伝活動がスタートします。インターネット・新聞広告・折り込みチラシ・店頭でのご案内など、様々な方法で積極的に行います。また、当社ではREINSに迅速に登録していますのでご安心ください。
【5】内覧・交渉など
購入希望者から現れたら内見を行いますので、その際にはご協力をお願いします。購入希望者が現れたら、当社が間に入り物件の引き渡し時期や価格、代金の支払い方法といった売買条件の交渉を行います。なお、売却活動を開始して数ヶ月経っても反響がない場合は、売り出し価格の値下げをご相談することもありますので、あらかじめご了承ください。
【6】売買契約締結
売買条件に関して相互に合意が得られたら、売主様と買主様の間で売買契約を締結します。
【7】お引き渡し
売買契約締結後は、スムーズに引き渡しが行えるよう引っ越しなどの準備をお願いします。抵当権の抹消が必要な場合は、このタイミングで手続きを行います。売主様へ代金が全額支払われ、買主様へカギを渡したら取引は完了です。

PICK UP! 不動産売却における販売活動とは?

PICK UP! 不動産売却における販売活動とは?

仲介売却の依頼を受けた不動産会社は、販売活動によって購入希望者を募ります。主に以下の4点が販売活動の中心です。

  • REINS(指定流通機構)への登録:
    全国の不動産会社が閲覧できるネットーワーク「REINS」に不動産情報を掲載します。広く購入希望者を募るのに有効です。
  • 宣伝・広告の作成
    不動産物件情報を記載した広告の作成です。折込チラシからネット掲示用までさまざまなものがあります。
  • 広告活動
    作成した広告を使った広告活動です。販売活動のメインであり、もっとも力を入れなくてはならないポイントと言えるでしょう。なお、「住まいリード不動産」はハウスメーカーや工務店、そのほか不動産を購入したいとお考えの方と、独自のネットワークを構築しております。販売力の高さで売主様の不動産売却をしっかりとサポートいたします。
  • 内見準備・実施
    購入希望者様が内見を希望された際は、売主様のご協力も必要です。物件を魅力的に見せられるよう清掃やメンテナンスを行いましょう。このサポートをするのも、不動産会社の大切な仕事です。