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売却コラム2025/07/20
【コラム】査定価格と実際に売れる価格は違う—高額査定の「落とし穴」にご注意を
査定価格と実際に売れる価格は違う—高額査定の「落とし穴」にご注意を
不動産を売却する際、多くの方がまず比較するのが「査定価格」。複数の不動産会社に依頼して金額を見比べ、「一番高いところにお願いしよう」と考えるのは自然な流れです。しかし、その査定価格が「本当に売れる価格」とは限らないことをご存じでしょうか?
🏠 査定価格は“予想”であり“保証”ではない
査定価格とは、その不動産が「このくらいで売れるのではないか」と専門的な知見を基に算出された予測値です。物件の立地や築年数、間取り、周辺相場、競合状況などを加味しながら導き出されますが、あくまで机上での試算。実際に市場に出てからの反響や購入希望者の動きによって、売れる価格は大きく変動します。
📊 高額査定には「媒介契約のための戦略」が隠れていることも
最近では、あえて相場よりも大幅に高い査定価格を提示し、売主の期待を引き上げることで専任媒介契約を得ようとする業者が存在します。目の前の金額に魅力を感じて契約した結果、いざ売り出しても反響がなく、価格を下げざるを得なくなるケースも少なくありません。
たとえば、あるマンションで、A社が1,980万円という査定を提示した一方で、地域相場を踏まえたB社が1,780万円と算出。売主様はA社の査定に期待をかけて専任契約を結んだものの、売出から3カ月経っても反響ゼロ。結局、1,750万円まで値下げしてようやく成約に至った…という事例もあります。
✅ 実勢価格とのギャップを見抜く目を
私たちは「査定価格より、実際に売れる価格の精度」が重要だと考えます。根拠ある相場データ、類似成約事例、ターゲット買主の具体的なイメージまで、可能な限り丁寧に情報をご提示し、「売れる理由」をご説明するよう心がけています。高額な査定がすべて悪いとは言いませんが、現場感覚に即した実勢価格とのバランスを欠いた査定は、結果的に売却の機会を逃すリスクを生んでいます。
💬 売却成功の鍵は「売れる価格」での戦略立案
価格は売却活動のすべてを左右する重要な要素です。だからこそ、一時的な期待値ではなく、実際に市場で反響を得て、買主の心を動かす「売れる価格」でのスタートが最も合理的です。私たちは地域密着型の視点を生かし、ただ査定を出すだけでなく、お客様にとって“納得できる売却”をサポートいたします。もちろん、場合によっては、お客様の意向の価格から売出を進める事も可能です!その際には、売却計画を立てながら、進める事が良いと思います。
査定価格と実際の成約価格にギャップが生じた時、それは単なる数字の違いではありません。売却までのプロセスや時間、精神的な負担にまで影響を及ぼす大切な分岐点なのです。
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TEL: 0120-06-7722





